悩みを解決する方法 ○○できないのは、○○しようとしているから

「○○したいのにできなくて悩んでいるんです」

という悩みを解決する方法はかんたんです。

「○○しようとするのをやめることです」

 

悩んでいる人は世界が狭いです。

世界が狭いから、悩みにはまっているわけですが、悩んでいる当人にはそれがわからないのです。(他人のことはとやかく言えますが、自分自身悩んでいるときは相当視野狭いです…)

 

例えば、「痩せたい」と思っている場合。

「体重を落とす」ことに焦点を当てていると、なかなか痩せられないのではと思います。

 

健康に関する悩みは、生活習慣(食習慣、運動習慣はもちろん思い癖・口癖・人間関係等も含め)すべてに課題があることが多いです。それを摂取カロリーと消費カロリーの問題とか、何を食べたら痩せるとか、もちろん無関係ではないわけですが、そこだけに焦点をあてていても根本的に解決しないと思うのです。

 

伊那食品工業の塚越会長に
「利益はウンチだ」という言葉があります。
原田良子さん主催の生い立ち学第1回で人見さんに教えていただいたのですが衝撃が強く、忘れられない言葉となりました。

 

その心は、
「健康であれば、自然に出る」
無理に出そうとすると、かえって健康を損ねるということです。

出すことではなく、健康な身体を作ることに

会社でいえば、利益を出すことではなく、いい会社をつくることに焦点を当てなさいということでしょう。

 

結果を出すことを求められる世の中ではありますが、インスタントに出せる結果ばかりを求めていたら、長期的には多くを失うことになりかねません。

春になると花が咲くのは、冬の間から準備をしているからです。

秋に収穫をするためには、春に種まきをしなければならないし、前年に秋には種を取らなければならないし、その前からずっと積み重ねがあるわけです。

お醤油もお味噌も酢も、お酒だって寝かせないと熟成しません。

 

すべては調和です。

俯瞰して、全体を見ること。全体の調和を考えること。

結果が自ずとついてくるような状態をつくることです。

”和” ~心身の調和から、世界平和まで~

健康でありたい。

心穏やかでありたい。

居心地の良い人間関係を築きたい。

自然体で、シンプルに生きたい。

これは私のささやかな、しかし心からの望みです。この思いをどうやったら叶えられるのか、試行錯誤してきて、今も道半ばなのですが、最近ひとつの着地点に立ったように思います。

 

キーワードは”和”です。

和という字には「なごむ・やわらぐ・あえる」等の読み方があります。

温和・平和・調和・融和・緩和等の意味があります。

 

何かを手に入れるためには何かを犠牲にしたり、あきらめたりしないといけない、そう思っていることはありませんか?

違うのです。逆なのです。

何かを手に入れるには、すべてを手に入れなければならないのです。

すべてが調和していなければ、何一つ満たされることはないのです。

 

自分自身の内面が調和すれば、身近な方に影響を及ぼし、周りの方にも調和が生まれます。他者との間に調和が生まれれば、人間関係がよくなり、社会環境がよくなります。ひいては世界平和にもつながります(突然、話が大きくなりました? でも、そうなのです)。

 

まずは、心と身体の”和”から。

自らを慈しみ、癒すことがすべての始まりです。

 

皆様と一緒に歩んでいけたら、幸いです。